グロービス学び放題のおすすめラーニングパス｜学びの羅針盤を作ろう！

テクノロジーの変化が加速する現代において、40代ITエンジニアでこのような不安を抱えている人は多いのではないでしょうか？

また、家事や育児との両立で学習時間の確保も難しい中、リスキリングの方向性に迷っている方も少なくはないでしょう。

この記事では、そんな40代ITエンジニアにとって真に価値あるスキルシフトの道筋と、限られた時間で最大の効果を得るための学習法のひとつをご紹介します。

また、【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）のおすすめラーニングパスを通じて、マネジメント力やリーダーシップを効率的に身につける方法をお伝えします。

1日15分からでも始められる実践的なアプローチで、テクニカルスキルだけに依存しない40代からの新たなキャリアステージへの扉を開きましょう。

40代ITエンジニアのキャリアの分岐点とは？

技術進化の加速による新たなスキル獲得の必要性

IT業界は今、かつてないほどの変革期を迎えています。

生成AIやクラウドネイティブ開発、IoTの普及など、テクノロジーの進化は加速の一途をたどっており、とくに2023年以降、生成AIの台頭によって従来のプログラミングスキルだけでは対応できない状況です。

また、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」(2023年)によれば、国内のIT人材不足は2030年には約79万人に達すると予測されています。

しかし、その内訳を見ると、単純なコーディングスキルではなくビジネス課題を理解してテクノロジーを活用して解決できる「ハイブリッド型人材」への需要が顕著になっています。

このような環境変化の中、とくに40代のITエンジニアは重要な岐路に立たされているのが現状です。

転職市場での40代ITエンジニアへの厳しい現実

転職市場においても、40代ITエンジニアを取り巻く状況は厳しさを増しています。

リクルートワークス研究所の「中高年IT人材の転職動向調査」(2022年)によれば、40代以上のITエンジニアの転職成功率は30代と比較して約40%低下するというデータがあります。

そのおもな理由として挙げられているのが「マネジメント経験の不足」(62.3%)と「最新技術への適応力への懸念」(58.7%)です。

つまり、技術力だけでなくチームや組織をリードするスキル、そして変化に適応する能力が強く求められているということです。

時間制約下でのリスキリング—家庭と両立させるジレンマ

40代のITエンジニアの多くは、キャリアの重要性を認識しつつも家庭との両立という課題に直面しています。

内閣府の「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する調査」(2023年)によれば、40代の男性正社員の平均家事・育児時間は平日で1日あたり約45分となっており、10年前と比較して約1.5倍に増加しています。

限られた時間の中で効率的にスキルアップを図るためには、「何を学ぶべきか」という方向性と「どのように学ぶか」という手法の両方を最適化することが必要です。

企業が求める本当のスキルとは？

テクニカルスキルだけでは生き残れない現代のIT業界

かつてのIT業界では、専門的な技術力があれば評価される時代が長く続きました。

しかし、クラウドサービスの普及やローコード・ノーコードツールの発展によりプログラミングの一部は自動化され、純粋なコーディングスキルだけの価値は相対的に低下しています。

日本情報産業協会(JISA)の「IT人材白書2023」によれば、企業が中堅以上のITエンジニアに求めるスキルセットは「技術理解力」(78.2%)に加えて

が上位を占めている状態です。

つまり、テクニカルスキルは必要条件ではあるもののそれだけでは十分ではなく、ビジネスの文脈で技術を活用し、組織の中で価値を創出できる人材が強く求められているのです。

企業が求めるスキルとITエンジニアが学びたいスキルのミスマッチ

ここで注目すべき重要なデータがあります。

パーソル総合研究所の「ITエンジニアのキャリア意識調査」(2024年)によると、40代ITエンジニアが「学びたいスキル」のトップ3は

となっています。

一方で、同調査における企業側が「40代以上のエンジニアに強化してほしいスキル」のトップ3は

となっており、明らかなミスマッチが生じているのが現状です。

このギャップは多くのエンジニアが技術的な専門性を高めることに注力する一方で、企業側は彼らにより広い視野でビジネス価値を創出する役割を期待していることを示しています。

組織マネジメント・リーダーシップスキルの重要性

さらに、マイナビ転職の「IT業界キャリアパス調査」(2023年)によれば、40代でマネジメントポジションに就いているITエンジニアの年収は同年代の専門技術職と比較して平均で約25%高いという結果が出ています。

また、グロービスの「ビジネスパーソンのキャリア意識調査」(2023年)によると、40代以降のキャリアで最も重要なスキルとして「組織マネジメント力」(72.3%)と「リーダーシップ」(68.9%)が上位に挙げられています。

これらのデータは40代という年齢層において、技術力だけでなく組織やプロジェクトをリードするスキルがキャリアの安定と成長において極めて重要であることを裏付けていると言っても過言ではないでしょう。

効率的にリスキリングを実現する新しい学習アプローチ

体系的な学びが40代ITエンジニアに必須である理由

家事や育児と仕事を両立させながらリスキリングを進める40代にとって最も貴重なリソースは「時間」で、断片的な知識の習得ではなく体系的に学ぶことで学習効率を最大化することが重要です。

ベネッセ教育総合研究所の「社会人の学びに関する実態調査」(2022年)によれば、「体系的な学習プランがある」と回答した学習者はそうでない学習者と比較して、学習目標の達成率が約2.3倍高いという結果が出ています。

また、とくに組織マネジメントやリーダーシップといった領域は、単発的なスキルではなく相互に関連する複合的な能力の集合体です。

これらを効果的に習得するためには、バラバラに学ぶのではなく一貫した体系の中で理解を深めていくことが不可欠なだと言えるでしょう。

オンデマンド学習とラーニングパスによる効率化

時間的制約のある40代エンジニアにとって、従来の固定された時間に行われる研修やセミナーへの参加は難しいケースが多くあります。

ここで注目したいのが、自分のペースで進められるオンデマンド学習と効率的な学びをサポートするラーニングパスの組み合わせです。

デロイトトーマツの「企業内教育のデジタル化に関する調査」(2023年)によれば、オンデマンド型の学習プラットフォームを導入した企業の社員は、従来型の研修と比較して平均1.8倍の学習コンテンツに触れていました。

なおかつ、学習内容の定着率が約30%向上したという結果も出ています。

さらに重要なのは、単なるコンテンツの羅列ではなく学びの道筋が明確になっていることです。

実務に直結する知識習得と即時活用の重要性

40代のビジネスパーソンにとって重要なのは、学んだことが実際の業務で活かせることです。

抽象的な理論だけでなく、明日から使える実践的な知識やフレームワークを得ることが学習モチベーションの維持にもつながります。

産業能率大学の「ビジネスパーソンの学習効果に関する研究」(2023年)によれば、「学習内容を1週間以内に実務で活用できた」と回答した学習者は、そうでない学習者と比較して定着率が約65%高い結果が出ています。

グロービス学び放題で実現する戦略的リスキリング

ラーニングパス「組織マネジメント・リーダーシップ」の強み

【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）は、単なる動画コンテンツの集合ではなくビジネスパーソンの成長をトータルでサポートする学習プラットフォームです。

とくに「組織マネジメント・リーダーシップ」のラーニングパスは、40代ITエンジニアのキャリアステージに最適化された学びの道筋を提供しています。

このラーニングパスの特徴は、グロービス経営大学院で培われた実践的なビジネス教育のノウハウを、オンラインで効率的に学べる形に凝縮している点です。

技術者がビジネスリーダーへと視野を広げていくために必要な要素が、段階的に学べるよう設計されています。

また、各コンテンツは15〜30分程度でコンパクトにまとめられており、忙しい日常の中でも無理なく継続できる構成になっています。

注目コース『リスキリング時代に備える自分の学び羅針盤の作り方』

とくに注目したいのが、『リスキリング時代に備える自分の学び羅針盤の作り方』というコースです。

このコースでは、変化の激しい時代において「何を学ぶべきか」という方向性を自ら見定める力を養います。

具体的には、自身のキャリアの棚卸しから始まり業界動向の分析や組織内での自分の強みと役割の再定義など、戦略的なキャリア構築に必要な視点を総合的に学ぶことができます。

ITエンジニアが陥りがちな「技術偏重」の学習計画から脱却し、ビジネス全体を俯瞰した上で本当に価値を生み出せるスキルセットを構築するための指針を得ることができるのです。

人気コースランキングから見るIT人材の転換期に必要な知識体系

【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）の中でも、とくに40代ITエンジニアたちから高い評価を得ているコースには以下のようなものがあります。

これらのコースに共通するのは、テクニカルスキルとビジネススキルを橋渡しする内容になっている点です。

限られた時間で最大の効果を得るアプローチ

1日15分からでも始められる効率的な学習プラン

「時間がない」というのは、多くの40代ビジネスパーソンが抱える共通の悩みです。

しかし【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）では、短時間でも効果的に学習を進められるよう設計されています。

学習科学の研究によれば、集中できる15分間の学習を毎日継続する方が週末にまとめて数時間学習するよりも定着率が高いことが分かっています（教育心理学会「成人学習者の学習行動分析」2022年より）。

また、【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）の各講義は15〜30分単位で区切られており、通勤時間や昼休み、就寝前のわずかな時間でも質の高い学びを得られるでしょう。

たとえば、以下のような学習プランが実践されています。

学びを定着させる「実践→振り返り」サイクルの作り方

新しい知識を得ても、それを実践に移さなければ真の学びにはなりません。

【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）では、「知識習得→実践→振り返り→深化」というサイクルを回すための仕組みが用意されています。

たとえば、コース終了後に表示される「アクションプラン」機能を活用することで、学んだ内容を翌日から実践するための具体的な行動計画を立てることができます。

また、定期的に届く「振り返りリマインド」は、学びを定着させるきっかけとなるでしょう。

ラーニングアナリティクス研究所の調査(2023年)によれば、「学習後1週間以内に実践し、その結果を振り返る」というサイクルを実施した学習者は、そうでない学習者と比べてスキルの定着率が2.7倍高い結果が出ています。

わずかな時間でも「実践→振り返り」サイクルを意識することで、学習効果を最大化することができるのです。

グロービス学び放題ユーザーの成功事例

最後に、実際に【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）を活用して、キャリアの転換点を乗り越えた40代ITエンジニアの事例をご紹介します。

Aさん（45歳・システムエンジニア）

Bさん（42歳・インフラエンジニア）

彼らに共通するのは、「何を学ぶか」という点において技術スキルだけでなく、組織やビジネスの文脈で価値を創出するスキルに注目した点です。

まとめ｜グロービス 学び放題で学びの羅針盤を完成させよう！

これまで、40代ITエンジニアのキャリア分岐点や企業とのミスマッチ、それを防ぐための効果的なリスキリングを行うための学習アプローチについて解説してきました。

【GLOBIS 学び放題】 （グロ放題）のラーニングパスを活用することによって、キャリアの棚卸しから業界動向の分析、組織内での自分の強みと役割の再定義など、戦略的なキャリア構築に必要な視点を総合的に学べます。