転職した会社がブラックだった|見極め方や対処法を実体験をもとに解説

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転職した会社がブラックだった|見極め方や対処法を実体験をもとに解説

無事に内定を取ったけれど、働いてみたら契約内容と違った労働環境だ・・そんな経験をした方もいるのではないでしょうか。

転職が頭によぎるけれど、短期退職は

キャリアに傷が付く・・

またブラックな会社だったらどうしよう・・

と躊躇をして、無理をして今の会社で働き続けている方も少なくありません。

いざブラックな会社に当たってしまうと、その対処法についてどうしたらいいのかわからないのが現状です。

こちらの記事では、短期退職の現状や転職活動のリスク、それらに具体的にどう向き合えばいいのかついて、僕の経験も交えて解説します。

心が病んでしまうと、正常な判断ができなくなるのが、人というものです。

ウリ

冷静な判断ができるうちに、今の環境を変える、もしくは耐えられる環境であれば対策を練ることをおすすめします。

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頑張った転職活動。しかし入社した会社はブラックだった・・

いざ転職をしたものの

  • 事前の契約内容とは労働環境が全く異なっていたり・・
  • 仕事のわからない点で質問をするとなぜか怒鳴られたり・・

そんな理不尽な状況に直面したことのある人は多いのではないでしょうか。

できればもう一度転職をしたいのだけれど・・

そう考えるのですが、

ようやく大変な転職活動が終わったのに・・

また転職活動をしてもちゃんとした会社に入れる保証はない・・

などと考えて結局転職先に居続けることを選んでしまいがちで、次第にメンタルを病むケースも多いです。

避けたい状況ではありますが、実際にそういった状況に置かれた場合はどうすれば良いのでしょうか。

ウリ

どんなに予防線を張っていても、世の中回避できないことが起こります。いざという時の備えは大事です。

会社員のメンタルヘルスを取り巻く現状

厚生労働省が令和3年に実施した労働安全衛生調査によると、メンタルヘルス(心の健康状態)の不調によって連続で1か月以上休業した労働者がいた事業所は全体の10.1%でした。

一方で、メンタルヘルス対策に取り組む事業者は全体の59.2%と6割に満たない現状を考えると、メンタルヘルスの問題を深刻に捉えていない事業所は多いです。

そこで転職という選択肢が出てくるのですが、転職を躊躇う大きな要因として、短期退職のリスクがあります。

短期退職して転職する現状とリスク

転職者がどれくらいの勤続期間を経過して転職しているのかについて、勤続期間別の割合をまとめました。

転職者のうち約66万人が1年以内に辞めている

前職の勤続期間その割合
6か月未満7.8%
6か月以上1年未満9.9%
1年以上2年未満17.1%
2年以上5年未満26.9%
5年以上10年未満17.7%
10年以上19.7%
参照元:厚生労働省|令和2年転職者実態調査の概況

厚生労働省が令和2年に発表した転職者実績調査の結果となります。

転職後1年未満に辞めている人の割合は、6か月未満と6か月以上1年未満の割合を合わせると全体の17.7%です。

日本国内で1年間で転職する人は「労働力調査(詳細集計)の2023年平均結果」によると、転職者数は328万人と2年連続で増加しています。

転職者が328万人とするとそのうち1年未満で辞めている人が約2割なので、およそ65.6万人が短期で退職していることになります。

短期退職して転職するデメリットとは?

短期退職のデメリットとしては

  • キャリアの停滞につながる
  • 転職活動に悪影響を及ぼす
  • 経済的安定を失うリスクがある

などがあります。

転職の場合は即戦力を求められることが多いので、短期退職をしてしまうとキャリアの停滞につながると考える人は多いです。

しかし、現在は業務上でなくともインプットやアウトプットは可能でスキルアップできる良い時代です。

ですので、これを理由に無理をして働き続ける必要はありません。

不遇な職場にいる方でスキルセットを磨きたい方はこちらの記事を参考にしてください。

次に、短期退職は転職市場ではイメージが良くないという点です。

退職理由にもよりますが、直近の会社を短期退職しているとマイナスイメージを持たれがちです。

また、短期退職をしてしまうと失業保険の対象外となるケースがあります

自己都合の場合、失業給付金を受けるためには退職した日以前の2年間に被保険者が期間が通算して満12か月が必要だったはず・・

自己都合で退職した場合は2か月の待機期間があるので、需給まで時間がかかることもしばしばです。

ウリ

会社都合だと助成金の受給対象外になり都合が悪いので、会社都合を認めないケースも多いですね・・

再就職先が決まらずに辞めてしまうと貯蓄を生活費に充てる必要があるので、経済的に不安定になります。

たとえ、再就職ができた場合も以前と同じくらいの水準で給与がもらえる保証はありません。

では、短期退職のリスクを踏まえた上でどのように立ち振る舞えば良いのでしょうか。

可能であれば1年程度は頑張ってみる

短期退職では、どうしてもデメリットが付きまとってしまいます。

このような状況では、負担なく頑張れるのであれば1年くらいは働き続けた方が良いというのが僕の考えです。

それは、次の転職活動において短期間での離職がマイナスに受け止められてしまう可能性が高いからです。

ただ、精神的・心理的に辛くてこのまま続けていると精神的に病んでしまう状況であれば、すぐにでも辞めるべきでしょう。

ひとりでどうしようか悩んで答えが出ない時は、などの転職エージェントに相談して意見を求めるのもおすすめです。

の評価や使った所感について、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

ウリ

ひとりで考えて悩むより、いろんな選択肢があることが分かるだけでも心が軽くなるので上手く活用するのが良いですね。

転職した先がブラックだったウリの実体験

転職した先がブラックだったことがある、僕の話をします。

短期退職のリスクをお伝えしたものの、「自分を守れるのは、自分自身だけ」なので、参考にしてください。

ウリの実体験 〜ブラック企業に入ってしまった〜

最も短い期間で会社を辞めたのは、入社から3か月です。

広告代理店のシステム開発プロジェクトに参画していたのですが、上司のパワハラに耐えられずに退職をしています。

入社2か月目には、疲れているのに眠れない、会社の近づくと震えが止まらないなど精神的に辛い状況になりました。

正常な判断ができるタイミングで出社拒否し、3か月目は体調不良による欠勤扱いとして処理ました。

あのまま出社していたらおそらく精神的にもっと大きなダメージを受けて、その後に大きな支障が出ていてもおかしくなかったでしょう。

僕は何とか自分を守れたのですが、無理をし続けて本当に壊れてしまう人も少なくありません。

たとえ転職直後でも危険な労働環境に当たってしまった場合には、すぐにその環境から身を引くための選択肢を考え、行動する必要があります

僕の友人には心を壊してしまった人もいて、休職をして半年後に復職、その数か月後に転職をして今では心の平穏を取り戻して元気にやっています。

でも、一度心を壊してしまうと、回復するまでに半年くらいの時間がかかってしまうのが現実です。

自力回復には限界があり、家族や周りの理解やサポートがないと順調に回復できない厳しい現実もあります。

ウリ

その友人は家族のサポートがあって、傷病給付金を受けて適切な医療機関で治療を受けながら回復していきました。

自分を守れるのは、自分自身だけ」なので、正常な判断ができるうちにその場からとにかく離れるのが大事です。

あなたの代わりは、ほかにはいません・・そのことは忘れないでくださいね。

短期退職のリスクにどう向き合うか

自分を守りながら短期退職して転職するリスクにはどう向き合っていけばいいでしょうか。

その答えは、働きながら転職活動を行うことです。

よく『転職にはリスクはあるが、転職活動はノーリスク』という人がいます。

辞めずに転職活動を行う、すなわち選択肢をひとつでも多く残すことによって、心持ちは大分楽になります。

転職活動をすることでのメリットやデメリットについてしっかりと理解しておき、もし最悪の場合はその時にどのように考え、行動すべきかを最低限考えておく必要があるでしょう。

まさに、備えあれば憂いなしだね。

在職中は時間がないので、などの転職エージェントを使って進めていくのもおすすめです。

自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業と出会いたい場合は、で探すのも良いでしょう。

ウリ

今までのキャリアやスキルを伝えると、自分に合った会社を進めてもらえるので効率よく転職活動を進められますよ。

しかし、それでも上手くいかないこともあるでしょう。

頑張って転職活動をしてみたけど上手くいかない場合どうしたらいいのでしょうか。

僕が考えるベターな方法をひとつご提案します。

ITエンジニアなら一旦フリーランスを挟むのもアリ

一旦起業やフリーランスを挟んで、再度会社員に戻るという選択肢です。

フリーランスなどでの業務委託案件については、比較的大規模な企業の開発案件に関われるケースが多いため経済的にひっ迫することが少なくなるのがその理由です。

また、無理に転職活動を続けてさらにブラックな会社に入ってしまうと、目も当てられません。

一旦フリーランスを挟んでエンジニアリングのキャリアは継続しつつ、どこかのタイミングで再度会社員に戻るという選択肢は非常におすすめです。

フリーランスを挟めば経済的な不安からは解放されるしキャリアも積める。合わないならそこで会社員に戻ればいいし・・いいかも。

ウリ

常に人手不足でフリーランスでも比較的仕事に困らないというIT業界だからこそできる裏技でもあります。

案件を探す際には紹介などのツテやSNSなどを使って自力で探すのと並行して、などのエージェント経由でも探していくのが効率が良いでしょう。

を使った所感やメリット・デメリットになど詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

フリーランスのITエンジニアについてもっと知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ|心身の健康が第一。準備しつつ賢く立ち回ろう!

短期離職をしてしまうと、転職活動でマイナスイメージを持たれる可能性はあります。

ただ、それを恐れて無理を続けて自分を壊してしまっては元も子もありません。

繰り返しにはなりますが「自分を守れるのは、自分自身だけ」なのです。

自分を守りつつ賢く立ち回るための方法を下記にまとめました。

ブラック企業に入ってしまったら・・考えたいコト
  1. 1年程度今の会社で頑張れるか自問する
  2. 難しいようなら転職活動を検討する
  3. 転職活動が難しいなら、一旦会社から離れてフリーランスで仕事を請け負う
  4. フリーランスでの請負も難しいようなら、まずは休職もしくは退職して自分を守る

忙しい中、転職活動を自力だけでやるには限界があります。

ウリ

そんな時はなどの転職エージェントを活用するのがおすすめです。

の口コミや使った感想について、もっと知りたい方はこちらをご確認ください。

また、自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業と出会いたい場合は、で探すのも良いでしょう。

すぐに転職するのが難しい、もしくは転職をするとよくない方向に進みそうと思った場合は、一旦フリーランスになるという選択肢もあります。

を利用してみた感想やメリット・デメリットについてもっと知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ITエンジニアが働きやすい会社の探し方について、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。

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