転職した会社がブラックだった時にどうするべきか実体験をもとに解説!

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転職活動をしたけれど入った会社がブラックだった。。

入念に企業研究や面接対策をして無事に内定を取れたけれど、いざ働いてみたら契約内容と違った労働環境で『あれ?話が違うな』と思った方もいるのではないでしょうか。

『これはヤバいな。。』と転職が頭によぎるけれど、短期退職は

キャリアに傷がつく

企業への印象が悪くなる

またブラックな会社だったらどうしよう、、

など躊躇をして、無理をして今の会社で働き続けている方も少なくありません。

また、巷には短期で退職をしない会社を探す方法は出回っているのですが、実際に短期退職を迫られるような状況での対処方についてはなかなか見当たらないのが現状です。

こちらの記事では、短期退職の現状やその後の転職活動のリスク、それについて具体的にどう向き合っていくのがについて解説します。

ウリ

僕もブラック企業に当たってしまったことがあり、その際の経験談も合わせてお伝えするので参考にしていただけると嬉しいです。

本当に追い込まれてしまうと正常な判断ができなくなるのが、人というものです。

自分自身で客観的かつ冷静な判断ができるうちに、今の環境を変えるもしくは耐えられる環境であれば対策を練ることをおすすめします。

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頑張って転職活動した結果入社した会社がブラックだった

せっかく転職をしたものの

  • 採用面接などで話をしていた内容とはまったく労働環境が異なったり
  • 業務自体も想定と大きく違ったり
  • 仕事のわからない点で質問をするとなぜか怒鳴られたり、、

そんな理不尽な状況に直面したことのある人は少なくはないと思います。

できればもう一度転職をしたいのだけれど。。

そう考えるのですが、同時に

ようやく大変な転職活動が終わって今の状況なのに、、

もう一度転職活動をしてもちゃんとした会社に入れる保証はない、、

などいろいろと考えてどうして良いかわからなくなり結局転職先に居続けることを選んでしまいがちで、そうしているうちにメンタルを病むケースも多いです。

願わくば避けたい状況ではありますが、実際にそういった状況に置かれた場合はどうすれば良いのでしょうか。

ウリ

どんなに予防線を張っていても、世の中回避できないことが起こります。いざという時の備えは大事です。

会社員のメンタルヘルスを取り巻く現状

会社員のメンタルヘルスを取り巻く現状

厚生労働省が令和3年に実施した労働安全衛生調査によると、メンタルヘルス(心の健康状態)の不調によって連続で1か月以上休業した労働者がいた事業所は全体の10.1%でした。

令和2年度の調査では9.2%だったので、増加傾向であることが分かります。

その一方で、メンタルヘルスの対策に取り組む事業者は全体の59.2%と6割に満たない現状を考えると、メンタルヘルスの問題を深刻に捉えていない事業所が多いのが現状です。

メンタルを病んでしまう前に何とかしたいのだけれど。。

そこで転職という選択肢が出てくるのですが、転職を躊躇ってしまう要因の大きなものとして短期で退職するリスクがあります。

では、実際問題として短期退職のリスクについてどんなものがあるのかを見ていきましょう。

短期退職して転職する現状とリスクについて

短期で退職をするリスクについて解説をする前に、転職してから1年未満で辞めている人は現状どのくらいいるのでしょうか。

転職者がどれくらいの勤続期間を経過してから転職しているのかについて、勤続期間別の割合をまとめました。

転職者のうち約66万人が1年以内に辞めている

前職の勤続期間その割合
6か月未満7.8%
6か月以上1年未満9.9%
1年以上2年未満17.1%
2年以上5年未満26.9%
5年以上10年未満17.7%
10年以上19.7%
参照元:厚生労働省|令和2年転職者実態調査の概況

厚生労働省が令和2年に発表した転職者実績調査の結果となります。

転職後1年未満に辞めている人の割合は、6か月未満と6か月以上1年未満の割合を合わせると全体の17.7%です。

日本国内において1年間で転職する人は、総務省が発表している「労働力調査(詳細集計)の2023年平均結果」によると転職者数は328万人と2年連続で増加しています。

転職者328万人とするとそのうち1年未満で辞めている人がおよそ2割なので、約65.6万人が短期で退職していることになります。

一般的に早期退職は3年以内と言われるから、そう考えると4割くらいが辞めている計算になるから結構な多い数だよな。

短期退職して転職するデメリットとは?

短期退職のデメリットとしてよく挙げられるのは

  • キャリアの停滞につながる
  • 転職活動に悪影響を及ぼす
  • 経済的安定を失うリスクがある

などがあります。

転職である場合は、仕事の能力やスキルがおもな評価の対象となります。

転職活動では「持っている能力、すなわち即戦力」を求められることが多いので、短期で退職をしてしまうことはキャリアの停滞につながりかねません。

しかし、業務上でなくともインプットやアウトプットは可能でスキルアップできる良い時代なので、これを理由に無理をして働き続ける必要はないと思います。

不遇な職場にいる方でスキルセットを磨きたい方はこちらの記事を参考にしてください。

次に、短期退職は転職市場ではイメージが良くないという点です。

転職市場としては、選考の際に「まだ短期で転職してしまうのではないか」と思われる可能性があります。

退職する理由にもよりますが、採用する会社の多くは転職者のストレス耐性や忍耐力、対応力を見るので、直近の会社を短期退職しているとマイナスイメージを持たれがちです。

ウリ

この理由で短期退職を躊躇っている人は多いのではないでしょうか。

あと、短期退職をしてしまうと失業保険の対象外となるケースがあります。

たしか自己都合の場合、失業給付金を受けるためには退職した日以前の2年間に被保険者が期間が通算して満12か月が必要だったかな。

加えて、自己都合で退職した場合は2か月の待機期間があるので、需給まで時間がかかることもしばしばです。

ウリ

ブラック企業の場合は会社都合にしたいところですが、会社都合だと助成金の受給対象外になるため認めないケースも多いです。。

退職する際にまだ再就職先が決まっていないと貯蓄を生活費に充てる必要があるので、経済的に不安定になるリスクがあります。

たとえ、再就職ができた場合も以前と同じくらいの水準で給与がもらえる保証はありません。

では、短期退職のリスクを踏まえた上でどのように立ち振る舞えば良いのでしょうか。

可能であれば1年程度は頑張ってみる

短期での退職についてはどうしてもデメリットが付きまとってしまいます。

このような状況の場合、そこまで負担なく頑張れるのであれば1年くらいは働き続けた方が良い、というのが僕の考えです。

その理由は、次の転職活動において短期間での離職がマイナスに受け止められてしまう可能性が高いからです。

ただ、どうしても精神的・心理的に辛くてこのまま続けていると精神的におかしくなってしまうような状況であれば、すぐにでも辞めるべきでしょう。

また、ひとりでどうしようか悩んで答えが出ない時は、などの転職エージェントに相談して意見を求めるのも良いでしょう。

の評価や使った所感について詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

また、自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業と出会いたい場合は、で探すのもおすすめです。

ウリ

ひとりで考えて悩むより、いろんな選択肢があることが分かるだけでも心が軽くなるので上手く活用するのが良いですね。

次では、僕が実際にブラック企業に当たってしまった際にどうしたのかについてご紹介します。

明日は我が身だから、ぜひ参考にしてみようっと。

ウリがブラック企業に当たってしまった時の話

ウリがブラック企業に当たってしまった時の話

ここでは、ブラック企業に当たってしまった当時の僕の話をしたいと思います。

短期退職のリスクをお伝えしたものの、「自分を守れるのは、自分自身だけ」ということを経験から痛感したので、参考にしていただけると幸いです。

ウリの実体験 〜ブラック企業に入ってしまった〜

僕の場合、最も短い期間で会社を辞めたのは、入社から3か月です。

その時は、広告代理店のシステム開発プロジェクトに参画していたのですが、上司のパワハラに耐えられずに短期間で退職をしています。

実際には2か月目で疲れているのに眠れない、会社の近くになると震えが止まらないなど精神的に辛い状況になりました。

自身でまだ正常な判断ができるタイミングで出社を拒否して、その後3か月目は体調不良による欠勤扱いとして処理ました。

もし、あのまま出社していたらおそらく精神的にもっと大きなダメージを受けて、その後の生活にも大きな支障が出ていてもおかしくなかったでしょう。

僕はこのように何とか切り抜けて自分を守れたのですが、中には無理をし続けて本当に壊れてしまう人も少なくありません。

そうならないためにも、たとえ転職直後でも危険な労働環境に当たってしまった場合には、すぐにその環境から身を引くための選択肢を考え、行動する必要があります

また、僕の友人には実際に追い込まれ心を壊してしまった人もいて、休職をして半年後に復職、その数か月後に転職をして今では心の平穏を取り戻して元気にやっています。

でも、一度心を壊してしまうと、回復するまでに最短でも半年くらいの時間がかかってしまうのが現実です。

また、自力だけで回復するには限界があり、家族や周りの理解やサポートがないと順調に回復できない厳しい現実もあります。

ウリ

その友人は家族のサポートがあって、傷病給付金を受けて適切な医療機関で治療を受けながら回復していきました。

このことから言えるのは、「自分を守れるのは、自分自身だけ」なので、できるだけ正常な判断ができるうちにその場からとにかく離れるということです。

会社の中では自分の代わりはいくらでもいるし、自分ひとりがいなくても回るようになっているのが会社です。

あなたの代わりは、ほかにはいません。そのことは忘れないでくださいね。

いろいろあるけれど自分のことは自分で守らなきゃ、そう思ったな。

短期退職して転職するリスクにどう向き合うのか

では、自分のことを守りながらも短期退職して転職するリスクにはどう向き合っていけばいいでしょうか。

その答えはシンプルなもので、働きながら転職活動を行うことです。

ん?転職と転職活動って同じ話なのでは??

そう疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

よく『転職自体にはリスクはあるが、転職活動を行うことはノーリスクである』という人がいます。

これはまさに言葉通りで、転職は実際に職場が変わってしまうので、今までのような待遇では働けなくなってしまうリスクも否めません。

しかし、転職活動は活動をして良い条件の会社に出会うまで今の職場で働き続けるという選択肢も選べます。

選択肢をひとつでも多く残すことによって、心持ちは大分楽になってきます。

転職活動を行う時点で、転職活動をすることでのメリットやデメリットについてしっかりと理解しておき、もし最悪の場合はその時にどのように考え、行動すべきかを最低限考えておく必要があるでしょう。

これは、自分が心理的に危険な状況になった場合に正しい判断や行動ができる保証がないためです。

まさに、備えあれば憂いなしだね。

また、在職中は時間がないので、などの転職エージェントを使って進めていくのもおすすめです。

加えて、自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業と出会いたい場合は、で探すのも良いでしょう。

ウリ

今までのキャリアやスキルを伝えると、自分に合った会社を進めてもらえるので効率よく転職活動を進められますよ。

しかし、それでも

自分で調べたり転職エージェントを使ってみたが、なかな良い会社が見つからない・・

このような場合もあるかもしれません。

頑張って転職活動をしてみたけれど上手くいかない場合は具体的にどう行動するべきなのか、僕が考えるベターな方法をひとつご紹介します。

ITエンジニアなら一旦フリーランスを挟むのもアリ

ITエンジニアなら一旦フリーランスを挟むのもアリ

先述した通り、とりあえず1年程度働くことができるかどうかを考えてみましょう。

これが難しいようなら、再度転職活動を検討する必要があります。

短期で離職した場合は転職活動に影響する可能性があることは忘れてはいけません。

ウリ

僕の経験では、3か月で会社を退職した時の転職活動における書類選考通過の割合は非常に低かったですね。

ただし、外資系企業についてはその限りではありません。

僕の肌感ではGAFAMやほかの外資系テクノロジー企業などは、あくまで書類選考において、短期離職で選考結果が判断される可能性は低いと感じています。

やっぱり短期で離職すると転職活動でなかなか書類選考が通らないよ。どうしよう。。

大丈夫です。そんなアナタにおすすめしたい対処法があります。

それは、一旦起業やフリーランスを挟んで、再度会社員に戻るという選択肢です。

その理由のひとつは、フリーランスなどでの業務委託案件については、比較的大規模な企業の開発案件に関われるケースが多いため経済的にひっ迫することが少なくなるからです。

また、無理に転職活動を続けてさらにブラックな会社に入ってしまう可能性も少なくありません。

そうするくらいなら、一旦フリーランスを挟んでエンジニアリングのキャリアは継続しつつも、どこかのタイミングで再度会社員に戻るという選択肢は非常におすすめです。

フリーランスを挟めば、経済的な不安からは一旦解放されるしキャリアも積める。合わないならそこで会社員に戻ればいいし、、いいかも。

ウリ

常に供給が不足していて、フリーランスになっても仕事に困らないというIT業界だからこそできる裏技でもありますね。

案件を探す際には紹介などのツテやSNSなどを使って自力で探すのと並行して、などのエージェント経由でも探していくのが効率が良いでしょう。

について使って見た所感やメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

フリーランスのITエンジニアについてもっと知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ|自分を守りつつ賢く立ち回ろう!

これまで、ブラック企業に入ってしまった場合にどうすればいいのかについて、会社員のメンタルヘルスや短期離職したら直面する現状やリスク、その際にどう対処するべきかについて解説しました。

短期で離職をしてしまうと、たしかに転職活動でマイナスイメージを持たれる可能性はあります。

ただ、それを恐れて無理を続けて自分を壊してしまっては、元も子もありません。

繰り返しにはなりますが、「自分を守れるのは、自分自身だけ」なのです。

自分を守りつつ賢く立ち回るための方法を下記にまとめましたので、もし、思いがけずブラックな企業で働くことになった場合は参考にしてみてください。

ブラック企業に入ってしまったら、、考えたいコト
  • 1年程度今の会社で頑張れるか自分に問う
  • 難しいようなら転職活動を検討する
  • それも難しいようなら、一旦会社から離れてフリーランスで仕事を請け負う
  • それすら考えられないようなら、まずは休職もしくは退職して自分を守る

※数字が増えていくごとに危険度は上がります。まずは自分の身を守ることを考えましょう!

忙しい中転職活動を自力でやるには限界があります。

ウリ

そんな時はなどの転職エージェントを活用するのがおすすめです。

の口コミや使った感想についてもっと知りたい方はこちらをご確認ください。

また、自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業と出会いたい場合は、で探すのも良いでしょう。

すぐに転職するのが難しい、もしくは転職をするとよくない方向に進みそうと思った場合は、一旦フリーランスになるという選択肢もあります。

ITエンジニアがフリーランスで案件を探すには、などのフリーランス専門のエージェントを活用するのがおすすめです。

を利用してみた感想やメリット・デメリットについてもっと知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ITエンジニアが働きやすい会社の探し方について、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。

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