会社員ITエンジニアの昇給には限界がある?年収アップ戦略を解説

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会社員ITエンジニアの昇給には限界がある?年収アップ戦略を解説

年収アップをするにはどうしたらいいのかな?

ITエンジニアは高給だと言われますが、30代で年収500万円以上を貰える人はそれほど多くありません。

年収1,000万円以上のイメージがあるかもしれませんが、現実にはあまり良くない待遇で働いているITエンジニアの方が多いです。

また、優秀なITエンジニアでも、必ずしも年収がアップするわけではありません

それは、旧態依然の会社体質では限界があることなど、さまざまな要因のためです。

会社員ITエンジニアが年収アップをする場合、戦略的にどうすればよいのでしょうか。

この記事では、会社員ITエンジニアのリアルな昇給幅や、戦略的に年収アップをするための方法について解説します。

ぜひ、読んで年収アップの戦略を立てる参考にしてみてください。

ウリ

僕や周囲の人の現実的な昇給の幅についてもお話しします。

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会社員ITエンジニアはそれほど高給ではない

ITエンジニアの平均年収の推移
出典:doda「平均年収ランキング

会社員ITエンジニアが思いの外高給ではないことは、上記データを見てもらうと明白です。

上記は会社員ITエンジニアの平均年収の推移と、全業種の平均年収と比較をしたものになります。

2019年から5年間、会社員ITエンジニアの平均年収は452万円で430万円から450万円代の間で推移しています。

全業種の平均年収414万円と比べれば約40万円ほど高いですが、思いの外高給ではないというのが本音ではないでしょうか。

年齢別だと20代の平均年収が380万円、30代が512万円、40代で642万円。もっと稼いでいる印象があったけどそうでもないのか・・

ウリが見た、会社員ITエンジニアの年収

僕の感覚では会社員ITエンジニアの場合、年収500万円以上に持っていくのは結構大変です。

その一方で、年収600万円くらいになるとさらに年収800万円や900万円まで増やすのは、そこまで大変ではありません。

それは、ある程度のレベルにまでいくと他社からの引き合いが強くなるためです。

高給取りなイメージの会社員ITエンジニアですが、勤務先に依存することが多く一部の優秀な方が平均を押し上げている側面があります。

ウリ

優秀なITエンジニアでも働く場所や働き方によって収入が変わるので、キャリア形成を考える必要があります。

優秀なITエンジニアでも昇給はあまり望めない

突然ですが、「年収バグ」という言葉をご存知でしょうか。

数年前にX(旧Twitter)でこのワードが飛び交って、ITエンジニア界隈が賑わったことがあります。

「年収バグ」とは、ITエンジニアは転職回数が増えるほど給与が高くなり、転職しない人と比べて生涯年収に1,000万円ほどの差がつくことです。

Forkwellが2022年に行ったこの調査結果は、会社員ITエンジニアに大きな衝撃を与えました。

会社で昇給を期待するより転職した方が手っ取り早いのかな・・

この「年収バグ」を引き起こす要因のひとつとして、自社内での昇給の限界があります。

旧態依然な会社体質の場合、年功序列や既存の給与体系に加えて、ITエンジニアの価値を理解しない経営層や人事が多いため給料が上がりにくいです。

厚生労働省の調査(令和4年)によると、情報通信業に従事する方の平均賃金上昇率は2.4%にとどまり、大手企業が平均を押し上げています。

その一方で、転職によって年収が20%から30%、額面で100万円以上増えるケースも珍しくはありません

会社での昇給が見込めず転職で大幅な年収アップが期待できるこの差が、「年収バグ」として世間に認知される原因になっています。

ウリ

優秀なITエンジニアを引き留めるにはスキルに応じた給与テーブルを用意する必要があります。しかし、それができる企業がどれだけあるか・・

優秀なITエンジニアでも昇給に期待をするとなかなか年収アップは見込めないので、戦略的にキャリアを積み上げていく必要があるでしょう。

ITエンジニアが戦略的に年収をアップさせる方法とは?

会社員ITエンジニアが戦略的に年収アップさせる方法で、着手しやすいところをまとめました。

会社員ITエンジニアが年収アップさせる方法

経験を積む

まずは、参加するプロジェクトで技術を磨き自分のものにして、市場価値を高める方法があります。

その場合

  • 上流工程を経験できる企業
  • 技術力に定評のある企業
  • 最先端技術に特化した企業

などですと厳しい課題に直面することが多くなるので、より大きなスキルアップが期待できます。

このような会社が理想ですが、基礎知識や基本的な技術を身に付ける所でも、後のキャリアアップの大きな助けとなるでしょう。

実務経験が積めない会社の場合はどうすればいい?

ウリ

大丈夫です、スキルアップする方法は他にもたくさんあります。

スキルを磨く

今の会社に期待できない場合は、自分自身でスキルを磨くのも方法です。

会社環境に恵まれず有益な経験を積めない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

磨くと良いスキルとしては

  • 自身の得意技術に隣接するスキル
  • 希少価値の高いスキル
  • 専門性の高いスキル
  • 人気のスキル

などがありますが、インプットと同時にコミュニケーションやアウトプットをすることが大事です。

ウリ

インプットとアウトプットの双方をバランスよく行うことで、より深くスキルを自分の中に落とし込めますよ。

ちなみに、スキルのインプット方法について詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。

アウトプットをする上で特におすすめなのが、LT登壇やXの活用です。

LTとはLightning Talks(ライトニングトーク)の略で、話す内容や目的をひとつに絞り5分から10分程度で聴衆に伝えるショートプレゼンです。

人前で話すことを繰り返すうちに度胸がつきますし、短い時間で相手に主旨を伝える必要があるのでコミュニケーションスキルも向上します。

同じスキルを学ぶ人とXなどのコミュニティで交流することで、切磋琢磨できますし自信にもつながるでしょう。

僕もLT登壇、やってみようかな・・

ウリ

有名なところではconnpassがあります。新着イベントの中から一般参加枠でLT登壇できそうなものを探してみてくださいね。

給与交渉

旧態依然な企業風土の場合、周りの目を気にして給与交渉に躊躇う人も少なくありません。

しかし、会社員ITエンジニアが年収を上げるためには給与交渉を成功させることが不可避です。

自分の将来のキャリアを左右する重要なイベントなので、しっかりとポイントを押さえて事前準備しましょう。

ちゃんと給与交渉できるか心配だな・・

ウリ

事前準備をして臨めば、慌てることなく給与交渉ができるので一緒に見ていきましょう。

給与交渉のための事前準備

  • スキルシートを用意しておく
  • 自分の市場価値を調べておく
  • 交渉のためのアピール材料を揃えておく
  • 交渉時は自信を持って臨む
  • 交渉の余地を残す

まずは、事前準備をしっかり行いましょう

スキルシートをまとめて、アピールできるポイントをしっかりと伝えられるように準備しておくのが肝心です。

転職サイトなどを利用して自分の市場価値を知っておきましょう

客観的な自分の市場価値を知っておくことで、交渉をする際の参考になります。

その際は、保有資格や携わったプロジェクトでどういった成果をあげたか数字で伝えられるとより効果的です。

せっかくの成果も自信なさげに伝えては相手にマイナスの印象を与えかねませんので、交渉に臨む際は自信を持つことも大切です。

また、折り合いがつかなかった場合に交渉の余地を残すことも想定しておきましょう。

働き方や年収などでB案を用意しておくと慌てなくて良いです。

ウリ

自分の市場価値を知るためには、などの転職サイトと並行して転職エージェントを活用することもおすすめです。


などは無料で会員登録ができるので、ぜひ試してみてください。

また、自分から興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりする中で市場価値を知りたい場合は、で探すのも良いでしょう。

転職する

会社員で年収アップを希望するのなら、評価してもらえる場に自らが身を置くことも大事です。

転職を考える場合は

  • 評価基準がはっきりしている企業
  • それなりの給与を支払える業績の良い企業
  • 外資系や給与が高い企業

といった企業を中心に探していくのが良いでしょう。

転職も事前準備が成功のカギになるので

  • スキルや経験をまとめておく
  • 志望企業の理念や風土を把握しておく
  • 面接前の準備も入念に行う

上記ポイントを意識しながら、事前準備を進めて本番で慌てないようにしましょう。

転職する会社選びについて気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

ウリから見た転職活動の現実

ITエンジニアは常に人手不足で比較的に良い条件で転職しやすいですが、一度の転職でそこまで大幅に年収が上がることは少ないです。

一度の転職で増える年収は50万円から100万円程度といったところでしょうか。

現状で年収400万円の人が年収800万円を目指す場合は、少なくとも2〜3回は転職する必要があります。

ITエンジニアで年収800万円を目指す場合、そもそもITエンジニアにそれだけの給与を支払ってくれる会社を選ぶ必要があるでしょう。

また、需要が高くて市場にあまりエンジニアがいない技術領域だと、200万円から300万円上がることも少なくありませんし、外資系だとさらにその倍以上は増える可能性もあります。

自分に合った企業を探したり強みを探したり志望企業のリサーチに面接対策・・やることが多いな。僕にできるかな?

ウリ

限られた時間で効率よく転職活動を進めるには、などの転職エージェントの利用がおすすめです。

の評価や使った所感について、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業と出会いたい場合は、で探すのも良いでしょう。

フリーランスとして独立

フリーランスとして業務委託で仕事を受注して年収をアップする方法もあります。

パソコン1台あれば仕事は完結できますし、企業とITエンジニアをつなぐサービスも近年では増えているので、環境は整いつつあります。

時間調整もしやすいので、自分の時間を大切にしながら事業を始めたいITエンジニアにはおすすめの働き方です。

会社員の場合、会社の利益や経費などを引かれた上で給与が支払われますが、フリーランスの場合は仕事で得た利益はすべて自分のものとなります。

しかし、高い技術を求められるプレッシャーがあったり自分で案件を取る必要があったり、事務作業もしたりしなければならず一長一短です。

フリーランスITエンジニアについて気になる方は、こちらの記事をご確認ください。

ITエンジニアがフリーランスになって案件を探すには、など専門のエージェントを活用するのがおすすめです。

を使ってみた所感などについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

独立するかしないかは、自分が将来どういう働き方をしていきたいのかをイメージして考えることが大事かも・・

まとめ|ITエンジニアは昇給よりも転職で年収アップ!

旧態依然の企業風土や年功序列、給与体系によって、どんなに優秀でも正当な評価や年収アップが見込めない可能性があります。

そのためにも、年収アップのために戦略的にキャリアアップする必要があり

会社員ITエンジニアが年収アップさせる方法

これらの方法を検討して、自分に合ったものを実行していくのがおすすめです。

正当な評価をしてもらえないなら、評価してもらえる場に自ら進んでいくほうが効率的で近道です。

時は金なり、自分で積極的に動いて自分の年収をアップさせていきましょう!

ウリ

年収アップにおける戦略を立てた上で、いつでも動けるようにスキルアップや転職活動を進めることをおすすめします。

転職活動をする際は、などの転職エージェントを活用するのがおすすめです。

の口コミや使った感想についてもっと知りたい方はこちらをご確認ください。

フリーランス案件を探すには、など専門のエージェントを活用するのも一考です。

を利用した感想やメリット・デメリットなど、もっと知りたい方はこちらをご覧ください。

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