
会社員で働くのもいいけど、フリーランスにも興味あるんだよね・・
このまま勤め続けても先は見えているしなあ・・
会社員として働きながらも、フリーランスや法人設立を考える40代ITエンジニアは多いのではないでしょうか。
ITエンジニアが会社員から独立する際のパターンとしては
- 個人事業主としてフリーランスで働く
- 法人設立をして業務委託を受けたり事業を作ったりして稼ぐ
などがあり、そのやり方はさまざまです。
では独立する方法についてどのようなパターンがあるのか、僕の実体験も交えて詳細を解説していきます。
 ウリ
ウリ現在、会社員ITエンジニアをしながらも独立を考えていて、どのようなカタチでの独立が良いかの参考にしてもらえると嬉しいです。
ITエンジニアがフリーランスになって稼げるのかについて詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
また、フリーランスで案件を獲得するには、専門家の力を借りるのも一つの手段です。
レバテックフリーランス




ITエンジニアの僕が実際にやった独立のパターン
僕が実際に独立したパターンとしては先述した通りです。



では実際にどのような内容だったのか、一緒に見ていきましょう。
個人事業主としてフリーランスで働く
ウリの実体験 〜個人事業主で働く〜
僕の場合はじめは会社設立などは行わずに、個人事業主として開業届を出した上でシステム開発に関する業務委託の案件を受注していました。
基本的にはSIerや事業会社の開発チームに所属するカタチになります。
やること自体は、会社員としてのITエンジニアと大きくは変わりませんでしたね。
個人事業主としてフリーランスで働くために必要な手続きなどを知りたい場合は、こちらをご確認ください。
- やること(業務内容)について
- クライアント企業が定める業務内容
 
- 必要な手続きについて
- 開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出する
 
- 仕事の受注について
- レバテックフリーランス
  
- 基本的にはエージェント企業と個人で契約(一般的には準委任契約)を結ぶ
 
- レバテックフリーランス
- 案件の単価について
たとえば、一般的なフロントエンドやバックエンドなどの開発案件の場合、月80万円前後(60万円〜150万円くらいの幅あり)あたりが相場です。 ※稼働率100%、週5日稼働の場合
マネジメント寄りのポジションもありますが、フリーランスエンジニアは基本的に個人事業主として自身がプレーヤーになって手を動かす働き方となります。
一度に案件を複数受注して同時並行に進めることはできなくもないですが、契約的には自身がプレーヤーであることが前提になります。
そのため、各案件の稼働率をコントロールしたりリモートワークをうまく活用したりと何かしらの工夫をしないと調整するのは難しいでしょう。
なおかつ、昨今は完全なフルリモート案件は減っているので複数案件を同時に進めるのは難易度は以前よりも上がっています。
その結果として、売り上げが頭打ちになりがち(上限は1500万円前後くらい)になるのが現状です。



自分が手を動かすとなるとキャパは限られるし、会社がやってくれていた事務作業も増えるから工夫しないと回らなさそうだな・・・



案件の探し方はSNSやコミュニティ、レバテックフリーランス


フリーランス向けの案件を紹介してくれるエージェントはとにかくたくさんあり、エージェントによって扱っている案件に若干の差があります。
レバテックフリーランス




法人設立をして業務委託を受けたり事業を作ったりする
ウリの実体験 〜法人設立して働く〜
株式会社や合同会社などを設立して、その企業の代表として基本的には事業を作っていきます。
個人事業主の時のように業務委託の案件を法人として受注することもありますが、それはあくまで事業のひとつとしてであり、ベースは自身で事業を作っていくことが前提です。
突き詰めれば、自分で考えた事業を自分の責任で行うので、何をやっても良いとされていますね。
- やること(業務内容)について
- なんでもあり
 
【参考】ITエンジニアが法人設立して行う事業の例
- SES(システム受託開発)
- 独自サービス・プロダクト開発
- ITコンサルティング
- Webメディア運営(ブログ、アフィリエイト)
- 必要な手続きについて
- 会社設立に関する手続きなどが必要(登記費用+資本金)
 
- 仕事の受注について
- 自身の事業に合わせて異なる
 
- 案件の単価について
- 下限、上限なし
 
ITエンジニアが会社員、フリーランス、法人設立をやった所感
個人事業主でフリーランスで働く場合、また法人設立して案件を貰いつつ自分の事業で稼ぐ場合、どちらにしてもそれぞれにメリット・デメリットはあります。
個人事業主としてフリーランスで働いてみた所感
フリーランスエンジニアは会社員ITエンジニアと比較すると契約形態が変わるのみなので、特別なインプットはいらずすぐに活動することができます。
ただし、個人事業主になる上で会計や税金、社会保険まわりについては最低限のインプットは必要です。
また、案件によっては個別で技術的なインプットをする必要も出てきます。



会計や税金、社会保険周りは厄介そうだ。人に振るにしても、内容を確認するためにはある程度自分で理解する必要もあるし・・



また、今までは会社に折半してもらっていた社会保険ですが、すべて自分で負担しなければいけないのは地味に痛手ですね。
フリーランスITエンジニアはエージェント企業と準委任契約を結ぶので形式的に上司が存在しませんが、実際は現場の管理職からの指示を元に動くので自由度は高くありません。
基本的には3か月ごとに契約更新なのでアウトプットが不十分だったり、クライアント企業の組織的な問題で契約更新されなかったりするケースもあります。
また、あまり小さい組織やエンジニア組織が整っていない会社相手にフリーランスエンジニアとして仕事を受けると、契約面で手間がかかることもしばしばです。
できれば、知り合いや自身が過去にいた職場、もしくは取引先などに営業するのが無難でしょう。



案件を探す場合には自力で探すのと並行して、レバテックフリーランス


レバテックフリーランス




他業界の人からすると、SNSなどで「フリーランスは稼げる」みたいな印象があるかもしれませんが、通常だと月あたりで80万円〜100万円、案件を複数合わせても150万円〜200万円くらいです。
税金や社会保険なども負担も大きくなるので、現実的には少し稼げる会社員とそこまで変わりませんね。
法人設立をして業務委託を受けたり事業を作ったりしてみた所感
事業規模や内容にもよりますが、技術的なものよりもビジネスに関するリテラシーやセンスが必要になります。
また、社員を雇ったり複数人のチームでアウトプットを出していくケースが想定されるため、組織づくりやチームづくり、また全体的に管理するためのマネジメント力が必要とされます。
そして、会社経営をしていくとなると、トレンドや経済状況など世の中の動きに敏感で、なおかつさまざまな事業を考えたらそれらをすぐにビジネスとしてカタチにできる行動力も必要です。
事業を拡大する上では、事業戦略やファイナンス、人事、採用、組織づくりなど経営全般を意識する必要があり、考えることややることがたくさんあります。



僕も現在会社経営をしながらいろんな事業に着手していますが、苦手なことはお金を出して人に頼む感覚が大事です。
個人事業主としてフリーランスで働いて、ある程度収入が増えてきたら考えたいのが法人化です。
フリーランスが法人化するメリットやデメリットについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
どのパターンで独立するのが良いか?
独立したいけど、どのようなことをやっていくのかイメージがわかない・・
このように考えて悩んでいる人も少なくないはずです。
参考までに、僕が今までに経験した働き方についてどのような人が向いているのかをまとめてみました。
個人事業主としてフリーランスで働くのが向いている人
会社員ITエンジニアとしてにそれなりの年数居ると、手を動かすことよりもマネジメント能力を求められる機会が増えます。
自分の得意な技術分野をとことん極めて稼ぎたい人は、個人事業主としてフリーランスで働いた方がのびのびと仕事ができるでしょう。
また、法人設立をして自分で事業を始めるほどのリスクは取りたくないけれど、フリーランスとして裁量を持って働きたい人にも向いています。
法人設立をして業務委託を受けたり事業を作ったりするのが向いている人
何かを成し遂げたい、自分の力でサービスを生み出したいという強い気持ちがあるようでしたら自分で会社を作って事業を進めるのが良いでしょう。
その際、特に法人を設立して事業を始めたての頃はさまざまな問題や障壁が出てくるので、そこを打ち破るタフさと強さがないといけません。
また、課題にぶち当たった時に、課題が何でその原因は何でどうすれば解決できるのかをすべて自分の責任で対応する必要があります。



ITエンジニアの仕事も自己解決力が求められるけど、それに加えて自分から壁にぶち当たっても砕けないタフさも必要なんだね。
トラブルや苦労するのは当たり前ですし、会社員よりも背負う責任やプレッシャーはとても大きなものです。
ただ、困難を乗り越えるからこそ、その分のリターンが大きいというのも特徴だと言えるでしょう。
強い意志を持ち、フリーランスから法人化する詳細を知りたい方はこちらをチェックしてください。
まとめ|個人事業主ではじめて軌道に乗ったら法人化
独立や起業のパターンはさまざまありますが、おもなものとしては
などがあります。
また、それぞれの働き方が向いている人は以下のようなタイプです。
○個人事業主としてフリーランスで働くのが向いている人
○法人設立をして業務委託を受けたり事業を作ったりするのが向いている人
マネジメント能力よりも技術力を極めてそこでさらに稼いでいきたいと考える人は、個人事業主としてフリーランスで働くのがおすすめです。



また、独立は考えているけれどそんなに大きなリスクを取りたくない場合にも良いでしょう。
フリーランスが法人化するメリットやデメリットについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
個人でも法人でもフリーランスで案件を見つけていくのは簡単なことではありません。
そんな時はレバテックフリーランス


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