40代ITエンジニアの転職ではサービスや業界トレンドの把握も大事!

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40代ITエンジニアの転職ではサービスや業界トレンドの把握も大事!

40代ITエンジニアの転職で重視したいポイントって何だろう?

40代のITエンジニアが転職活動を行う上で重視したいポイントは

  • 給与や待遇
  • ワークスタイル
  • 企業規模や安定性

など、さまざまあるかと思います。

その中でも、転職先で開発したサービスや業界でのトレンドについて関心がある人はそれほどいないのではないでしょうか。

ITエンジニアはほかの業界に比べて技術スキルのアップデートが早いので、その方面にはアンテナを貼って情報収集している人は少なくないでしょう。

しかし、そこから派生して、転職先のサービスや業界全体で流行っているサービス、今のトレンドまで把握している人はそれほど多くはありません。

ウリ

今だに、スタートアップ企業の給与=300~400万円というイメージのままの人が多いのではないでしょうか。

たしかに、スタートアップへのイメージは昔のままで、最新情報はアップデートしていないかも・・

僕のまわりではこの状況はとくに40代以降のITエンジニアに多い傾向で、情報感度の高い人と低い人の二極化が進んでいる気がします。

せっかく自分に合った会社があっても情報を知らないことで転職先の選択肢が狭まるのはもったいないですし、なるべく避けたいところでしょう。

この記事では、40代ITエンジニアが転職先のサービスや業界のトレンドを把握した方がいい理由やその方法について僕の経験も交えながら解説します。

転職の際の企業研究のひとつの方法として読んでいただけると嬉しいです。

また、40代ITエンジニアの会社探しで、会社の組織や業態などを軸にしたポイントを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

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ITエンジニアが転職の際に見るポイントは?

Direct Sourcingが今年の3月に男女500人を対象に行ったITエンジニアの転職・キャリアに対する意識調査の結果の一部が下記になります。

転職活動で重視しているポイント
出典:Direct Sourcing「ITエンジニアの転職・キャリアに対する意識調査

転職活動をする際に見るポイントについてのトップ3は、給与・待遇(66.4%)、ワークスタイル(45.0%)、社員の人柄・雰囲気(37.2%)でした。

年収別で見ると800万円以上ではチェックするポイントが多くなり、その中でも企業規模・安定性・成長性や事業の魅力・成長性、企業理念・ミッションなどを重視していました。

この図で「関わるサービスやプロダクト」について見てみると、年収800万円以上の人ではそれなりに関心があるようですが、800万円未満の年収の人たちでは優先順が低いことがわかります。

転職先の開発技術や環境については調べても、その会社の提供するサービス自体はあまりチェックしてなかったな。。

もちろん、給与や待遇、ワークスタイルや企業の安定性などは転職の会社選びをする上での重要な要素です。

しかし、転職先の売り上げを作って給与の原資となるのはその会社のサービスやプロダクトなので、サービス自体や競合のサービス(業界のトレンド)を知ることも大事になってくるでしょう。

次からは、40代ITエンジニアの転職では転職先のサービスや業界のトレンドについて知っておくべき理由について解説します。

ウリ

転職したい会社がどのような業種でどういった事業を中心に売り上げを伸ばしているのかなど、給与の原資について知ることは大事ですね。

ITエンジニアがサービスや業界トレンドを把握すべき理由

ITエンジニアがサービスや業界トレンドを把握すべき理由

僕の考える、ITエンジニアが転職先のサービスや業界のトレンドを把握すべきおもな理由はこちらです。

ん?判断ができないってどういうことだろう?

その詳細をポイントごとに見ていきましょう。

転職先としてふさわしいかの判断ができない

これは僕が転職エージェントに案件を進められた時の失敗談も踏まえてのポイントとなります。

ITエンジニアが転職活動を行う場合、効率化を図るためになどの転職エージェントサービスを使うことが多いです。

その場合は自身のキャリアや技術・スキル面、待遇などを条件にマッチする企業をエージェントに選んでもらうことカタチになります。

最近だと、以前より新興のスタートアップ企業についても転職エージェントから勧められることが少なくありません。

実は、ひと昔前と比べるとスタートアップ企業は投資家から出資を受けやすくなっています。

そのため、スタートアップの小さい組織でも、プレーヤーポジションで600万円〜800万円くらいのでしたら出してもらえるケースが多く見られます。

昨今のIT業界(特にスタートアップ界隈)のキャッチアップができていないと、せっかくエージェントが優良企業を紹介しても

知らない会社だから受けない

スタートアップ企業は高い給与を出せない

そんな先入観やキャッチアップが不足が原因で選考を断ってしまうかもしれません。

これは転職などの40代のキャリア形成において大変もったいないことです。

ウリの実体験
〜自分でも転職先候補の情報収集をしよう〜

僕自身も転職エージェントを利用していた時に自分が知らない企業を紹介されたことがありました。

その企業について「ここのxxxというサービスはこれから伸びますよ!」みたいなことを言われた時に、どんな会社か知らなかったので選考を受けるか迷った経験があります。

それまで、自分の専門分野についての情報収集は割合やっていた方でしたが、業界全体の動向やトレンドについてはあまり意識をしていませんでした。

また、転職エージェントのすべてが良い人というわけではありません。

中には、成功報酬のために進める企業のマイナスな部分をあえて伏せて進めるような人もいます。

もちろん、そういった人はごく一部だと思いますが、転職エージェントとしては扱っている案件は全部おすすめだという体で紹介してきます。

そのため、転職エージェントの話をすべて鵜呑みにせず、自分でも昨今の業界の事情についてはキャッチアップしておかないと情報に惑わされてしまいますね。

せめて転職候補の会社については自分でも別途調べておかないと。何事も鵜呑みにするのは良くないからな。

ウリ

僕が利用したでは、紹介された会社のプラス・マイナス双方を聞けたので参考になりましたね。

の評価や使った所感について詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

担当の転職エージェントの回答で気になった場合は、並行してなどの転職サイトを並行して利用するのも良いでしょう。

上場企業を上回る平均年収のスタートアップ企業もある

次に、この記事の冒頭で述べたように「スタートアップ企業=給与が低い」というイメージのままの人も多いのではないでしょうか。

日本経済新聞の電子版(2023年12月)の記事によると、正社員の年収を開示した78社のうち、2023年度の平均見込額は前年度に比べて6%増の710万円でした。

この700万円超えという数字は調査以来初で上場企業を上回る水準でした。

出典:日本経済新聞 電子版(2023年12月)「NEXTユニコーン調査」

この結果から見ても、スタートアップ企業の給与が低いという定説はもはや過去の話ということがわかります。

たしかに以前まではスタートアップ企業にはお金が集まりにくい状況でした。

しかし、近年ではベンチャーキャピタルで出資してもらえるようになり、スタートアップ企業にも潤沢な資金が集まるようになっています。

スタートアップ企業でも良いサービスを提供している会社の売上は堅調なことが多いので、そういった会社への転職はおすすめということになります。

今のスタートアップ企業では働きやすい環境整備もされていて採用数も増えているので、知っておくことでより転職活動も進めやすくなるでしょう。

スタートアップ企業も視野に入れることで選択肢が増えそうだ。

ウリ

独立前にいた会社はスタートアップでしたが、給与・待遇も申し分なくメンバーも優秀で良い人ばかりですごく素敵な会社でした。

同世代のライバルを出し抜ける

そして、ITエンジニアで転職先のサービスや業界トレンドを把握すべき理由として、同世代のライバルを出し抜けるというメリットもあります。

僕もそうだったように、ITエンジニアがキャッチアップすることのほとんどは技術面についてでしょう。

あくまでも僕の感覚ではありますが、特に40代以上のITエンジニアに多い傾向かと思います。

ウリ

特に40代では業界の動向やサービス、最新トレンドなどを把握できている人とできていない人で二極化している印象です。

自分を振り返っても、技術面では最新情報を押さえるようにしているけど業界全体のトレンドまでは見れていないかな。

これは、40代になってある程度の経験や確立したスキルがあることによって、他のことには意識が向きにくくなってしまった弊害といっても良いでしょう。

また、業界の動向やトレンドを意識することは、俯瞰して組織を見るという点で管理職やマネージメントの仕事にも通する部分があります。

実際に40代ITエンジニアの転職活動では、技術的なことはもちろんですがマネジメント能力が求められることも多いです。

このようなことからも、特に40代のITエンジニアが業界のドレンドや動向について把握するメリットは少なくないことがわかるでしょう。

自分ひとりだけで、興味がある会社すべての企業の情報や業界全体の動向を調べるのは不可能です。

第三者としてなどの転職エージェントに意見を求めたり、その会社に勤めている知人などの話を聞くなども良いでしょう。

また、自分から興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業の情報収集をしたい場合は、で探すのもおすすめです。

具体的にどのようにキャッチアップしていくべきか

具体的にどのようにキャッチアップしていくべきか

ITエンジニアをやっていると、エンジニアリングについての動向は比較的押さえられるのですが

  • 昨今どんなサービスが流行っていて
  • それを作っている会社がどのような会社なのか
  • 世間的にどのような評価を受けているのか

などを押さえられていない人が少なくない印象があります。

若い人は比較的大丈夫ですが、特に40代のITエンジニアには多いように感じます。

また、IT界隈は玉石混交で中にか怪しい会社も山ほどあり、そういう会社ほどメディアによく出たりすることも少なくありません。

まともな会社とそうでない会社の見極めは、自分でしっかりやらなければいけません。

とは言っても、、実際にどうやって正しいかどうかの見極めていけばいいのかな。

次では、玉石混交な情報の中から、正しい情報をどのようにキャッチアップしていくのかについて解説します。

IT業界の動向や最新トレンドをキャッチアップする方法

IT業界の動向やトレンドなどをキャッチアップしていくには書籍などの読み物ではなく、いろんな人に聞くのがいちばんの近道です。たとえば

  • 自分の会社以外の人
  • コミュニティのメンバー
  • 副業で関わる人
  • 転職エージェント
  • オンラインセミナー

などがあります。

まずは、勤めている会社ではなく他の会社の知人などに聞いてみるのが良いでしょう。

自分がいる会社では当たり前と思っていたことも、外部の人と話をすることで気づくことも多いからです。

自社の常識は他社の非常識ということも珍しくないからな。会社以外のところで情報収集することは結構大事だね。

また、コミュニティーのメンバーや副業で一緒に仕事をしている人などに聞くもの良いかもしれません。

その際はXなどのSNSを活用することでスムーズにやり取りをするのがおすすめです。

ITエンジニアがXを活用して良質なインプット・アウトプットするための方法に興味がある方はこちらをご確認ください。

次に、すべてを丸投げしたり鵜呑みにするのは良くないですが、参考意見としてなどの転職エージェントを活用するのも選択肢のひとつでしょう。

の使ってみた所感や評価・口コミについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

また、などの転職サイトで自分から企業に応募したりスカウトされたりして、その際の担当エージェントに相談するのも一考ですよ。

ウリ

その中でも、僕がイチオシしたいのはオンラインセミナーによるキャッチアップですね。

オンラインセミナーがいちばんのおすすめ

個人的には、connpassなどで開催されているセミナーや勉強会を活用してみるのが良いでしょう。

connpassなどの良いサービスを開発していて組織的にも健全な会社は、外部のコミュニティにもしっかりと参加して情報発信している傾向があります。

ウリ

オンラインセミナーでのLT登壇はITエンジニアはインプットやアウトプットする上でおすすめの方法です。

ITエンジニアがスキルセットを身につけるための方法を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

そこでLT登壇している方の会社名やサービス名などを押さえておくだけで、それなりに最近伸びている会社やサービスを抑えることができます。

また、AWSGoogle Cloudが開催しているセミナーや、ファインディフォークウェルのような企業が主催しているオンラインセミナーなども良いでしょう。

比較的スタートアップ企業のエンジニアが積極的に登壇しているので、そのあたりからキャッチアップをはじめるものおすすめです。

また、日頃からIT関連に関するさまざまなSaaSサービスやソリューション、またそれを開発している会社名などは意識しておきましょう。

オンラインセミナーは聞くだけでもよし、勇気を出してLT登壇をすればアウトプットの練習にもなるのでconnpassを見てみようかな。

まとめ|ITエンジニアもサービスや業界トレンドを把握しよう

これまでITエンジニアが転職の際に重要視するポイントを見た上で、サービスや業界のトレンドを把握する理由や具体的な方法について解説をしてきました。

業界のトレンドやサービスなどに敏感でないと、転職先のサービスを理解できずに自分が選考を受けるべき会社なのか判断ができず選択肢を狭めてしまうかもしれません。

その一方で、業界のトレンドやサービスを知れば、転職活動ではその方面に疎い同世代のライバルを出し抜くこともできるでしょう。

以前と比べるとスタートアップ企業の給与・待遇面を含めた環境が大幅に改善されているので、そこも選択肢に含めることで可能性が広がります。

玉石混交の正しいIT界隈の動向や最新トレンドを知るには、書籍ではなく人に聞くのがいちばんです。

たとえば、connpassなどで開催されているセミナーや勉強会を活用してみるのが良いでしょう。

まずはconnpassなどのオンラインセミナーに参加しようかな。

ウリ

connpassなどのオンラインセミナーは聞くだけでもOK。一歩進んでLT登壇に挑戦してみるのもおすすめです。

また、IT業界や興味のある企業の情報収集をひとりで行うには限界があります。

会社以外のコミュニティの人やなどの転職エージェントに参考として意見を仰ぐことも選択肢のひとつです。

の口コミや使った感想についてもっと知りたい方はこちらをご確認ください。

ほかにも、などの転職サイトで自分から企業に応募したりスカウトされたりして、その際の担当エージェントに相談するのも良いでしょう。

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