実務・開発経験のないITエンジニアが転職で年収アップした方法を解説

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実務・開発経験のない
ITエンジニアが転職で
年収アップした方法を解説

今までコードを書いてこなかったけど、先々大丈夫かな?

ITエンジニアと言えば、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアなど「開発」をする人とイメージする方は多いです。

しかし、実際はメイン業務が開発ではないITエンジニアもたくさんいます

ウリ

ある程度規模の大きい組織の管理職やITコンサルタントのような上流寄りの仕事ですと、コードを書く機会はほとんどないですね。

ITエンジニアの仕事は、「開発 = コードを書く」ということだけではありません。

ただ近年では、手を動かせる(開発・実務経験のある)ITエンジニアが評価されつつあるので、転職を含めたキャリア形成に不安に感じる方は少なくありません。

こちらの記事では、実務・開発経験の少ないITエンジニアが実際にどうキャリアアップすればいいのか、僕の経験も交えて解説します。

ぜひ、最後まで読んでいただき、転職活動を進める参考にしてください。

の評価や使った所感について、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

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実務・開発経験のないITエンジニアは結構いる

まず、ITエンジニアはプログラミング以外にも非常に多岐にわたる分野に関わっています。

コンピューターサイエンス系で一例を挙げると

  • インフラ/SRE
  • データエンジニア
  • アナリティクスエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • システム管理者 

などがあり、これ以外にも多くの仕事があります。

ITエンジニアの中には、プログラムを書かない(書けない)人は少なくありません。

ウリ

何を隠そう・・僕がそうだったって話ですね。

最初のキャリアでインフラやPL/PM寄りの仕事に関わると、その後に開発経験を積めることは少ないです。

プログラミング工程は全体の3割程度

プログラミングだけがITエンジニアの仕事でないことは、システムを作る工程からも見て取れます。

システム開発各工程の工数割合の一例

スクロールできます
工程工数比率(%)※概要
要件定義20%前後実装すべき機能や納期、必要な人員や工数などをまとめる
設計25%前後要件定義をもとにして、システムに実装する機能やデータをまとめる
実装30%前後設計書をもとにして、システムをプログラミングしていく
テスト25%前後開発したシステムに不具合や、動作に問題がないかを確認するテストを行う
運用・保守継続的に稼働させるために、運用や保守を行う
日本情報システム・ユーザー協会「ソフトウェアメトリックス調査2020システム開発・保守調査」より作成

全体からすると、プログラミング工程は3割くらいなんだね・・

システム開発はプログラミングだけでは完結しません。

どんなシステムを作るのかや納期、人員などをまとめた上で、実装する機能やデータを明確化して設計したり、実装した後も問題なく動くか検証したりする必要があるからです。

リリース後の運用や保守まで含めるとシステム開発には多くの工程があり、プログラミングはその工程のひとつに過ぎません。

役割次第ではプログラミングする機会が少ない

ITエンジニアは、その役割次第でプログラミングする機会が少なくなる場合もあります。

再度、システムが開発の工程を見ると

STEP
システム企画

クライアントの要望をもとにしてシステムの内容を決める

STEP
要件定義

計画した内容をもとにしてシステムの大まかな内容を決める

STEP
基本設計

システム全体の大まかな構造を設計する

STEP
詳細設計

基本設計をもとにしてプログラムを実装するための計画を立てる

STEP
開発

設計内容を計画書をもとに実装する

STEP
テスト

完成したシステムに不具合がないかや動作確認をする

STEP
運用・保守

リリース後に問題なく稼働するように監視したり改修したりする

小規模のシステムの場合、プログラミングやテストまでITエンジニアがやることはあります。

しかし、システムの規模が大きくなればなるほど役割分担が明確になるので、担当によってはプログラミングをしない機会が増えることになるのです。

ウリ

僕も最初のキャリアで上流工程を担当したので、実務でコードを書く機会がなくここまで来ました・・

実務・開発経験が評価されるようになった背景

2000年頃のIT業界で転職時にITエンジニアに求められるスキルは、マネジメントや大規模なプロジェクトでの経験などでした。

当時は日立や富士通、NEC、NTTデータなどのようなSIerにあたる業務が多く、また必要とされるITも銀行などの金融機関や官公庁向けのシステム開発・運用というものがメインでした。

プログラミングに対する考えも、当時はただ手を動かすだけという考えが業界にはあったので、転職活動でも苦戦を強いられます。

しかし昨今では、ビジネス環境が大幅に変わりさまざまなプロダクトやサービスが生まれたことで、今までより手を動かせるエンジニアがより評価されるようになります。

実務・開発経験が評価されるようになった理由は、下記のような観点からです。

実務・開発経験が評価されるようになった理由
  • 大手IT企業の内製化へのシフトチェンジ
  • スマートホンの普及によるアプリ開発の増加
  • クラウドの発展によって求められるスキルの変化
  • 新興企業の参入によるスキルの多様化

目まぐるしい技術変化によって、ITエンジニアに求められるスキルも変遷していった印象があるな・・

この点を踏まえて、今後のITエンジニアには

  • 単なるプログラミング能力だけでなく、問題解決力や提案力
  • 大規模プロジェクトの管理よりも、少人数で効率的に開発できる能力
  • 技術だけでなくビジネス視点も持ち合わせた「顧問プログラマ」のような存在

などが求められるでしょう。

実務・開発経験のあるITエンジニアの活躍の場は増えていますが、求められるスキルのハードルも上がっているのが現状です。

技術力を磨くだけでなく、その技術で何ができるかを常に考える姿勢が大切です。

僕が感じたITエンジニアを取り巻く環境の変化

ITエンジニアを取り巻く環境はこの20年で大きく変わってきています。

僕の体験ベースで少しお話をさせてください。

今昔ばなし〜ウリの実体験〜

ひと昔前まではITエンジニアで高い給料を貰おうとした場合、コードが書けるよりもプロジェクトをうまく回せるのが評価されるケースは散見されました。

今でも引き続き、プロジェクトマネージャー(PM)/プロジェクトリーダー(PL)自体は評価されています。

その上で、エンジニアリングに強い人材(手を動かせるエンジニア)も評価が上がってきた印象です。

以前は40代ITエンジニアの転職というと、管理職クラス前提という印象が強くありました。

しかし、今の時代は40代もバリバリのプレーヤーとして働くことは、普通に起きます

今までスタートアップやベンチャー系の会社で働いてきた人には、そこまで問題にはなりませんね。

しかし、ある程度大手で働いてきた人が、急にスタートアップなど小さな会社に転職する際は注意しましょう。

それは、今までのキャリアで経験しなかったことが必要となるからです。

ウリ

これを理解しないままに転職すると、悲劇が生まれてしまいます。

実務・開発経験のないITエンジニアが直面すること

仮に転職したとして、開発(プログラミング)をしないポジションになっても、下記のような事態に直面する可能性があります。

  • クライアントのからの要望を正確に落とし込めない
  • 上流工程の設計が甘くなってしまいがち
  • 障害時に原因の解明や対処ができない

このようなミスが続くと、社内・社外からの評価がなかなか得られずにキャリアを狭めてしまいかねません。

思わず不安になりそうですが、心配はありません。

ウリ

大丈夫です。上記のようにならないためにできることはあります!

実務・開発経験がないことによるリスクは、自らが補う努力を率先して行う必要があります。

実務・開発経験のないITエンジニアがキャリアアップするには?

僕の経験や周囲の状況を踏まえて、実務・開発経験がないITエンジニアがキャリアアップするための具体的な方法を見ていきましょう。

転職をして年収アップ

先述のような転職のミスマッチを防ぐ手段として、転職活動の際にはなどの転職エージェントの力を借りることも選択肢のひとつです。

ウリ

僕は実際、を活用した転職で、年収が200万円近くアップしたのでおすすめです。

の評価や使った所感について、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

自分の適性やどういった会社に勤めたいかなど、エージェントと話すことで見えてくることもたくさんありそう・・

また、自分で興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業から検討したい場合は、で探すのも良いでしょう。

スキルアップで昇給

転職活動と並行して、スキルアップで昇給を目指すのもアリです。

スキルセットの身に付け方について興味がある方は、こちらの記事もご一読ください。

今は学ぶ気持ちさえあれば、無料・有料に関わらずいろんな学習ツールが存在します。

実務・開発経験のないITエンジニアのスキルアップ方法について、以下にポイントをまとめました。

実務・開発経験のないITエンジニアがスキルアップするための方法

技術面

  • チーム開発に対しての知見(Git/GitHubなど)
  • ちょっとしたPython/シェルスクリプト136などの実装

仕事のやり方

  • 最新のSaaS系サービスへの柔軟な適応
  • チケット運用(Backlog、Redmineなど)
  • Slackなどを利用したコミュニケーションへの適用
  • 1on1文化への適応
  • LLM(ChatGPTやClaudeなど)の活用は当たり前
ウリ

今学ぶといいものを厳選したので、ぜひ参考にしてください。

たとえコードは書けなくても、知識としては学んで身に付けておくことが必要です。

クライアントの意図を汲み取った設計や的確な指示出し、社内でのコミュニケーションを円滑に図るためにも、基礎知識は押さえておきましょう。

技術革新の早いIT業界では、情報のインプットやアウトプットはXを活用するのがおすすめです。

興味のある方は、こちらの記事も参考にしてください。

Git/GitHubについては、Udemyの講座で基礎は十分に抑えることができるのでおすすめです。

Udemyでは対象のオンラインコースが最大95%オフになります。もっと詳しく知りたい方はこちらから。

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仕事のやり方は、時代とともに新たなものへと変移していきます。

コミュニケーションの取り方やツールの変化などに対応するため、常にアンテナを張って取捨選択をしつつ情報を取り入れましょう。

まとめ|経験不足は転職エージェントの活用や自主学習で補う!

IT業界は技術革新や取り巻く環境など、日々目まぐるしく変化をしています。

ある程度ITエンジニアとしてキャリアがあるからと、受け身の状態ではこの現状についていけません。

たとえ実務・開発経験は少なくても、ミスマッチのない転職をしたり必要な知識や技術を学んだりする方法はいくらでもあります。

今のITエンジニアは学ぶ意欲さえあれば、経験の有無に関係なくいくらでも戦えるフィールドにいます

自分の得意分野を見つけながら、転職を含めたキャリアアップを目指していきましょう!

ウリ

転職を検討する場合、ひとりで悩むよりもなどの転職エージェントを活用するのがおすすめです。

の口コミや使った感想についてもっと知りたい方はこちらをご確認ください。

また、自分から興味のある会社に応募したりスカウトを受けたりしてより多くの企業の中から選びたい場合は、で探すのもおすすめです。

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